資本主義の敗北～破産前にするべき事は無かったか？

さて、涼しい顔をして「アメリカの破綻」などと、言っている場合ではない。

実のところ、その日暮らしの「キリギリス」である、あらたのには、蓄えというものがほとんど無く、それは本人自身の責任なのだが、金儲けがヘタだったという事はさておいて「蓄えが米ドルしかない」のである～（爆）

その額はここでは差し控えるが、大体年収の3分の1程度とだけ言っておこう。それが全部ドルなのだ。しかも1ドル=108円の頃に換金していて、今、円にもどして手を付けると大損である。

もとはと言えば、なけなしの貯金を、10年ほど前にユーロとポンドで2年寝かせて12%ほど得をしたので、調子に乗って、今度はドルにした。一時は120円台まで上がったが、一昨年のサブプライムローン問題から、換金のタイミングを逸し続けたままなのである（泣）

FXのような、派手な取引は一切やらず、定期預金と思って、触らずに我慢してコツコツ行くタイプだったのだが。。今の世の中ではこれも通用しないのか。。。

加えて、これまでにも求職活動中である事を書いたが、まさしく現在は無収入である。正直、MJ号の冷却水が固まって、自爆寸前の大ピンチという所か・・・・

無理矢理、MJのストーリーになぞらえるつもりはないが、本当にポータブルシンクロトロンで、水の物理的性質ならぬ、お金の物理的性質を変えなければならない時代が来ているのかも知れない。

貨幣は流通に革命をもたらしたが、その後のユダヤ式金融商品理論は、完全な誤りであると、あらたのは信じている。ユダヤ人は優秀で、多くの発明を残しているが、「お金をかして利息を取る」という、お金自体を「商品」と変えたこの価値観なり発明というのは、まさに大失敗と言うしかないか。。

しかし、これもユダヤ人に対する長い弾圧の歴史に依るものなので、結局は因果応報、ユダヤ人を弾圧したであろう欧米諸国を中心に、しっぺ返しが、今ある訳である。詳しくは、知る人ぞ知るアンチ・ロスチャイルド・アライアンスを参照の事。目から鱗が落ちるサイトですぞ。

アンチ・ロスチャイルド・アライアンス - 金融の歴史とお金の本質について

貨幣や、経済は、人間活動の全分野に置いて、まったく主役ではない。常に脇役なのだ。銀行や証券会社、金融業界は、今、新しい考え方と進路をみつけないと、さらに傷口を広げる結果を招くだろうと思われる。犠牲を強いられるのは常に庶民ばかりだ。

共産主義は、おおかたにおいて敗北したが、時期をずらして歴史を見れば、資本主義も敗北した。第3の経済理論構築が、人間主義の旗のもと、開始される日を待ちたいものだ。