■ペンダント型呼び出しコール受信機（ポケベル）■

桂隊員が、クラブＪのマダムとして、勤務中に身につけている、矢吹総裁との連絡用レシーバーである。

第2話冒頭での、この受信機の登場シーンでは、クラブに来ている客の目の前で着信音が鳴るが、客は驚くこともなく、談笑を続けている。

近未来と言うことでは、単に社内外の関係者呼び出し用に、すでにこういったアイテムが普及しているという表現なのか、劇中で鳴っている着信音は、実は客には聞こえて居ないものなのか・・・
桂隊員にだけ聞こえ、客から見れば、単に着物の帯に潜ませたブローチを取り出して、何やら思い出して席を立つと言ったように見えるのか、そこの所の表現は不明瞭である。

ポケベルが、日本に登場したのは、1968年というから、丁度、マイティジャックが放映を開始した年ということになるが、一般にはまったく普及して居らず、ページャー全盛期が、この物語の放映時期よりもまだ20年も後の話であるので、第2話放映の前年（1967年）にすでに話題になっているなら、この受信機は、近未来のおしゃれなページャーで、一般でもあまり不思議なアイテムではないという表現が正しいのかも知れない。

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